事業計画

令和6年度事業計画

1 会員の資質向上事業

(1)研修会の実施等

① 環境保全関係研修会(ハイブリッド形式※)の開催(2回)
環境法令の研修会や地下水保全、サーキュラーエコノミー等の研修会を開催することで会員の企業活動をサポートする。
② ISO 関係研修会の開催(1回)
環境管理システムの普及を図るとともに推進している会員企業へ研修の場を提供する。
③ 公害防止管理者等講習受講等への助成
公害防止管理者等講習受講、公害防止管理者等リフレッシュ研修会参加及び環境担当者向け廃棄物研修コース(排出事業者対象)参加、及び公害防止管理者等資格認定講習受講に助成する。なお、助成人数及び助成金額は参加会員1人あたり 1万円(1社に付き2人まで最大20人)とする。

※ハイブリッド形式とはオンライン会議及び集会形式の併用

2 広報・支援活動・後援事業

(1)広報活動

① 当協議会ホームページの充実を図ることにより、県民に対して当協議会の活動を広く周知するとともに、会員に対して環境保全に関する情報を提供する。
② 各種環境保全関連の刊行物を会員へ随時配付する。
③ 環境関係の催事において協議会活動のPRを行う。
④ 県内企業や官公庁で広く購読されている(株)熊本日日新聞への有料広告の掲載等により、当協議会の活動を周知する。
⑤ 未加入企業等の加入を促進するため、当協議会を紹介するリーフレットの配付を行う。

(2)支援活動

① (公財)くまもと地下水財団が実施する地下水保全活動の支援を行う。
② (公財)阿蘇グリーンストックが実施する阿蘇地域の活動を支援する。

(3)後援活動

県内の様々な環境保全活動を名義後援するとともに、協議会会員に広く周知することとする。
例:「カーボンニュートラルについてのセミナー」

3 社会貢献活動

(1)環境保全活動(田植え・稲刈り)

・令和6年度の田植え・稲刈りについては、令和5年度同様の方針で計画されていることを踏まえ、田植えは実施するものの、稲刈りについては財団の契約農家に委託する。
・収穫後の米は、田植え参加者に配布及び(一社)子ども食堂ネットワークに寄贈予定。

平成25年度 プレイベント 6月15日 田植え(55名)
10月12日 稲刈り(72名)
平成26年度 本格実施 6月14日 田植え(210名)
*稲刈り 台風のため中止

令和5年度 実施 6月10日 田植え(124名)
10月稲刈り(契約農家による)
令和6年度 実施 6月 8日 田植え(114名)
10月稲刈り(契約農家による)

(2)清掃活動(全会員対象)

・熊本地震を受け、改めて地下水資源の重要性を認識したことから、平成29年度から熊本市にある江津湖の清掃活動を行っている(令和2年度は豪雨被災地のボランティア活動を実施)。
・令和4年度までは清掃活動以外に水辺の観察会のみの開催であったが、令和5年度はネイチャーゲームを併せて開催した。
・令和6年度においても、例年どおり江津湖の清掃活動を実施する。

(3)「熊本県環境保全協議会の日」個別一斉活動(各会員による清掃活動等)

  • 社会貢献活動の1つとして、毎年6月1日を「熊本県環境保全協議会の日」とし、各会員が毎年その日の前後に清掃活動、環境イベント等を実施している。
  • 令和4年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から時期を統一せず実施。
  • なお、各会員の活動内容については、当協議会ホームページ掲載等によりPRする。

4 総会等の開催

(1)総会、理事会及び企画委員会を開催し、会員にとってより有益な事業を行うことができるよう、十分企画立案を行い、方針や具体的な内容を決定する。
(2)事業者相互の情報交換及びネットワークづくりのため、通常総会等において交流会を開催する。
(3)企画委員会が中心となり、設立30周年記念事業を実施する。

2 設立30周年記念事業

当協議会設立30周年記念事業として「設立30周年記念式典・記念講演会の開催」、「雨庭整備への助成」及び「協議会広報ツールの制作」の3つを中心に次のとおり実施する。

(1)設立30周年記念式典・記念講演会の開催

①設立30周年記念式典
日 時:令和6年11月19日(火)13:30~14:15
会 場:熊本城ホール 2階 シビックホール
・記念式典を行い、協議会30年の歩み等を紹介する。
・会場に、会員企業の PR 用のブースを設置し、会員同士の交流を促進する。

②記念講演会
日 時:令和6年11月19日(火)14:30~16:00
会 場:熊本城ホール 2階 シビックホール
講 師:石原良純氏〔タレント・気象予報士〕
講演タイトル:「熊本で環境問題を考える~今私たちにできること~」

(2)雨庭整備への助成について

・雨庭とは、屋根やアスファルトなどに降った雨水を、排水路や河川に直接放流せず、一時的に貯留し、浸透させるための庭や空間のこと。洪水の軽減や地下水かん養効果が期待されている。令和5年度より「くまもと雨庭パートナーシップ」(※)が設立され、 2030年までに2030カ所の雨庭の整備を予定している。
・協議会としても地下水かん養の取り組みになるため設立30周年記念事業として、雨庭の整備に取り組む1企業に対して、最大17.5万円(補助上限は事業費の 1/4)を助成したいと考えている。(予算の範囲内から4社程度を想定)

(3)協議会広報ツールの制作

①協議会ホームページのリニューアル
②協議会紹介パンフレットのリニューアル (協議会紹介動画制作含む)

※「くまもと雨庭パートナーシップ」の概要 2030 年までに熊本県内に 2030 か所の雨庭を整備することを目標に、産学官金民が連携し、2023 年 5 月に設立された任意団体。ここでいう「パートナーシップ」とは、組織や市民が緩やかに連携し、それぞれが出来る範囲でお互いに協力しながら目標を達成するためのチームのこと。義務やノルマによるのではなく、自発的に雨庭の整備と普及への貢献のために活動するもの。

Copyright (c) 熊本県環境保全協議会 all rights reserved.